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【EWC第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース】F.C.C. TSR Honda France 上位争いを繰り広げながらもレース中盤のトラブルに泣き26位完走

2025 年7月5日、FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会の決勝が、日本の鈴鹿サーキットで開催されました。6番グリッドからスタートしたF.C.C. TSR Honda Franceはレース中盤のトラブルに泣かされ、最終的に26位の結果となりました。

2026 FIM EWC世界耐久選手権の第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースは、例年より数週間早い開催となり、連日涼しく雨がちな天候となりました。梅雨時期の兼ね合いもあり、4日開催予定だったトップ10トライアルは中止になるなど、日本の伝統あるサーキットは今年も波乱に満ちた展開を見せました。決勝当日、グリッド6番手からスタートしたHonda CBR 1000RR-R Fireblade(#5)は、ウェットコンディションのなかレインタイヤを装着してレースに挑みました。結局スリックタイヤを使うことなく最後まで走りきることとなりましたが、それは他のチームも同様でした。

クラッシュやインシデントが相次ぐ波乱の幕開けとなったレース序盤、コロンタン・ペロラーリ選手は安定したスタートを見せ、レース全体で2番目となる2分19秒1のファストラップを記録。チームを一気に4番手へと押し上げました。2度にわたる長時間のセーフティカー導入に加え、雨と乾きかけた路面が絶えず入れ替わる——それでも完全にドライにはならない——難しいコンディションが続くなか、ジョン・マクフィー選手が力強いスティントを披露しました。

しかし、ちょうどレース折り返し地点でアラン・テシェ選手が駆るマシンに技術的なトラブルが発生し、これがレースの転換点となりました。バイクをピットまで押して戻ったF.C.C. TSR Honda Franceは、トップから11周遅れの39番手でレースに復帰しました。

その後は変わりやすいコンディションのなか、長い追い上げ戦を強いられました。それでもライダーたちは一切諦めることなく走り続け、Honda CBR 1000RR-R Fireblade(#5)は2分18秒490のレース最速ラップを記録。さらに2分17秒386まで更新しましたが、失ったギャップを取り戻すには至らなかったのです。天候が急激に悪化したため、ラスト残り30分は3度目のセーフティカーが導入されるなかでのフィニッシュとなりました。

チームは最終的に26位でチェッカーフラッグを受け、1ポイントを獲得。チャンピオンシップの獲得ポイントは合計19点となりました。最終的なチャンピオンシップ順位については、後日正式発表となります。

FIM EWC世界選手権は9月19日、フランスのポール・リカール・サーキットで開催される最終戦「ボルドール」で幕を閉じます。F.C.C. TSR Honda Franceにとって真の実力を示すべく、そしてシーズンを締めくくる最後のチャンスに向けて、チーム一同準備を進めていきます。皆さまの熱い応援を、よろしくお願いします。

EWC第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝 暫定リザルト】

・総合26位/EWCクラス20位(暫定、7/6現在)

【Riders & Machine】

・Rider Blue / Alan TECHER(アラン・テシェ)
・Rider Yellow / Corentin PEROLARI(コロンタン・ペロラーリ)
・Rider Red / John MCPHEE(ジョン・マクフィー)
・Machine / HONDA CBR1000RR-R Fireblade(#5/TSR-EWC Spec 2026 model)

【Team comments】

Alan Techer

期待していた結果ではなく、残念でなりません。それでも今週は、あらゆるコンディションで高いペースを見せることができました。ウェットでも、ミックスでも、ドライでも、バイクは非常によく機能し、常に競争力がありました。予選も含め、全体として非常に充実したウィークエンドを送ることができたと思います。残念ながらレース終盤に技術的な問題が発生し、本来得られるべき結果を手にすることができませんでした。今は何が起きたのかを正確に把握し、そこから学んで、より強い状態で臨むことを最優先に取り組んでいきます。ボルドールでいい結果を出せるよう、万全の準備を整えて戦います。

Corentin Perolari

今週全体の内容には満足しています。予選でも好タイムを出せましたし、スタートから高いペースを発揮できました。路面はウェットでしたが、スタートはうまく決まり、ジャック・ミラー選手やマイケル・ファン・デル・マーク選手といったライダーたちとのバトルを心から楽しめました。あのレベルのライダーたちと渡り合えたことは、自分自身もチームも、上位争いに十分な速さがあることの証明です。今回もトップ5は手の届くところにありましたが、技術的なトラブルがチャンスを奪っていきました。耐久レースの一側面として受け入れるしかありません。次はボルドール。アランと私はペースがあることを分かっています。ジョンにとっては初めてのレースになりますが、チーム一丸となってシーズンをいい形で締めくくれるよう全力で臨みます。

John Mcphee

今週一週間、チーム全員が本当によく頑張ってくれただけに、その努力に見合った結果が出せなかったことが悔しくてなりません。ただ、前向きに捉えられる点も確かにあります。3人のライダー全員が高いペースを見せ、トップ5争いができる速さがあることを証明できました。ウェット、ドライ、ミックスのあらゆるコンディションで競争力を発揮し、バイクもウィークエンドを通じてよく機能していました。残念ながら耐久レースは必ずしも努力が報われるわけではなく、今回は技術的なトラブルに見舞われてしまいました。ポジティブな部分をしっかり持ち帰り、示すことのできたペースをさらに磨いて、ボルドールではチームに相応しい結果を出す決意を持って臨みます。

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TSR Official