Tips & 雑学ノート– archive –
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ボルトの1級化カスタム、その効果とは?
ネジ山には“等級”というものがあります。簡単に言えば、ネジ山のガタやクリアランスを管理する規格。等級は1~3級まであり… ・1級 → ガタが少ない・2級 → 一般的・3級 → クリアランスが大きい というイメージ。なお、バイクや車を含め、世の中の工業製品の... -
設計のプロは他社製品をどう見てる? 設計士の脳内実況
今回は、設計のプロであるボクが他社の製品を目の前にしたとき、一体どこをどう見ているのか。その「脳内視点」を少し覗かせてお話しします。 上の写真は、以前に藤井総監督が投稿にあげてたものです。これを見たときのボクの脳内を以下にまとめます。ちな... -
UVカットのシールドなのに眩しいのはなぜ?
某ヘルメット屋さんに聞いたのですが、今のシールドって、UV(紫外線)カットが当たり前のようですね (※) 「じゃあ、クリアシールドでも眩しくないの?」というと、そうじゃない。UVカットは眩しさを防ぐものではないから。 UVカットは義務ではないので、施... -
冷却ダクトの予想外な使い方
下の画像は2024年の開幕戦で撮った写真です。3月上旬でまだ寒いため、ラジエターがカバーで覆われてます。よく見ると、キャリパーの冷却ダクトにもフタがしてあります。 一般的な寒さ対策 ブレーキの制動力は摩擦によるもの。冷え過ぎもよくない。そのため... -
愛車のキャリパーピストンは何製? 熱伝導率による「せめぎあい」
今回は、熱伝導率についてのお話です。"熱の伝わり易さ" をあらわす数値で、数値が大きいほど温度変化が早い。これがバイクとどう関わってくるのでしょうか? 熱伝導率の差による違い 以前、カップアイス専用スプーンが流行ったのを覚えてますか?あれは、... -
左のレバーガードについて考える
以前「左にレバーガードってダメですか?」という問合せがありました。なんてことない質問に聞こえるかもしれないが、実は非常に奥が深い。 レバーガードの目的 レバーガードは、サーキットで隣のライダーとの接触でブレーキレバーが押されないようにする... -
ブレーキオイルはもう存在しない!? 勘違いされる理由を解剖
ブレーキ液は「ブレーキフルード」であって「ブレーキオイル」ではありません!では、なぜブレーキオイルという単語があるのか?オイルでないのに、なぜ油圧式ブレーキと呼ばれるのか?今回はその原因を説明します。 ブレーキフルードとは ブレーキフルー... -
ボルトの形状違いでトルクが変わるのはトルクレンチのせい
問題です。形が違う3種類のM6×25(A:フランジ六角ボルト、B:キャップボルト、C:六角ボルト)があります。この中で、締め付けトルクが一番大きい(数値が高い)のは次の内どれでしょう? ① A:座面が1番大きいから② B:ヘックスソケット(六角棒)を使う... -
ボルトの美学! カッコいい首下とは?
ボルトの頭部(工具をかける部分)より下を首下と言います。締め付けてしまえば見えない部分ですが、実はここにも「カッコ良さ」の基準があるんです。 ネジ山の「突き出し」が少ないほどGOOD! 結論から言うと、ねじ穴の入り口からネジ山でてる量が少ない... -
ネジロック剤は塗るべきか、否か。意見が分かれる『緩み止め』の考察
今回は ネジのゆるみ止め剤 について。チタンボルトを販売してると多いのが 「チタンボルトでもネジロック剤はつけたほうがイイですか?」 とい質問。 そうですね、サービスマニュアルに指示がある部位は材質に関わらず塗ったほうがイイですね。規定トルク... -
チタンボルトは『料理』じゃない!焼くのは危険行為です
今回は、YouTubeなどでもよく見かける「チタンボルトを炙って焼き色をつける」について。ハッキリ言いますが、バーナーや七輪でボルトを焼くのは、ボルトを終わらせる危険な行為です。真似しないでください。 「焼き入れ」のつもりが「焼きなまし」に バー... -
新品パッドの慣らしは不要なのか!? 耐久レースでアタリ出しをしない理由
以前、こんな問い合わせがありました。 「パッドを購入したとき、店員さんは『アタリが出るまで気をつけて』と言います。あれって『パッドとディスクを馴染ませろ』って意味ですよね? でも、耐久レースでディスクやパッドを交換しても、レース中に慣らし... -
意外と知らないピットとパドックの違い。境界線はどこ?
まずはじめにこちらをご覧ください👇 ファストレーンとインナーレーンで色が違うのは材質の違い。通過用のファストレーンがアスファルト、ガレージからインナーレーンがコンクリート。アスファルトはキズ付きやすいから、作業エリア(インナーエリア)は強... -
純正オイルの製造元って知ってる? 実は〇〇が作っていた!
以前、SNSで純正オイルの出所についての話をしたことがあります。内容はこんな感じでした。 「カワサキはelf製って公開してるけど、残り3メーカーはどこで作ってるんだろう?」「誰に聞いても知らないって、スゴイ守秘管理だな」 いや~、無知でお恥ずかし... -
アルマイト博士への道③、耐食・装飾だけじゃない!
アルマイトの主な目的は「耐食(アルミの保護)」と「装飾」です。でも、なかには特定の「機能」を持たせることを目的にしているものもあります。 潤滑アルマイト 動きをスムーズにするためにサスペンションや駆動系に用いられてます。以下の2つが有名。 カ... -
アルマイト博士への道②、色あせは色ごとに違う!
アルマイトによって出せる色はかなり豊富にあります。それら色物の大半が、表面にできた「微細な穴」に染料を染み込ませて着色です。 では、染料以外にはどんな工程で、どんな色があるのか?また、色によって「色落ち」も変わってきます。 今回はそんなア... -
アルマイト博士への道①、陽極酸化=アルマイトじゃない!
今回は「アルマイト」について。多くの人が「陽極酸化=アルマイト」だと思っていますが、実はそうじゃない。では、何が正解なのか?また、なぜこれほど誤った認識が広まっているのか?その謎を紐解いていきます。 そもそもアルマイトとは? 別名を陽極酸... -
バイク整備の盲点「ケミカルクラック」の恐怖
今回のテーマは「ケミカルクラック」です。これ、バイク業界でも知ってる人が少ない。 プラスチックが薬品によって割れる現象のことです。応力がかかってる部分に潤滑油が浸透すると、脆くなり割れることがあるんです。 ボク自身もこれが原因でサイドカバ... -
バイクの錆び予防に洗車はすべきか、否か?
いきなりですが問題です。 どちらが「錆び」の進行が早いでしょうか? 1.潮風によって塩素が強い「海岸」 2.直射日光による紫外線が強い「砂漠」 ・・・・ 正解は、圧倒的に「海岸」です。 「砂漠は過酷だから痛みそう」というイメージがあるかもしれま... -
カジリやすいボルトとカジリにくいボルト
ボルトの「カジリ」と呼ばれる現象は、単なる締めすぎや潤滑不足だけが原因ではありません。 材質の組み合わせや表面の状態によって、起きやすい/起きにくいがハッキリ分かれる現象です。 では、なぜそんな差が生まれるのか?その答えは、金属同士の“見え...
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