2021EWC 第2戦エストリル12時間
7月16日(金)公式予選2日目:決勝レースは4番手スタート!!

2021.07.16レース

エストリル決勝4番手スタート初日の予選後に行われた、1.5時間の夜間練習走行では、予選での手応えを元に、さらに調整を進めて、ジョシュが1分39秒台に入れるなど、さらに手応えが増すことになった。

2回目の、最終予選ではジョシュがセッション前半で1分39秒854をマークして4番手。一度ピットインした後、最終周回に39秒848とわずかに更新して順位は6番手で終えた。続く裕紀はその存在感を示すように計測ラップ1周目から1分39秒8に入れ、前半最後のラップで39秒209と自己ベストをマーク。ピットインして再びコースに戻った周回でも39秒5,39秒4を連発してセッションを終えた。順位は3番手。

この時点でオールオーバーでは4番手となっていたが、それを確定あるいはさらに上回るべく、マイクがコースイン。果たしてマイクもアウトラップ直後に39秒9、翌周には39秒336をマークしてセッション前半を終了しピットに戻る。そして再びコースに戻って2周目、38秒870のチームベストをマークしこのセッションを2番手で終えた。

ジョシュ〜裕紀、そしてマイクへとつなぐ好循環において、アベレージタイム1分39秒309で4番手、決勝を4番グリッドからスタートすることになった。

YARTは37秒9と2番手のBMWに0.8秒以上のアドバンテージを付けてポールポジションとなった。目下、我々のライバルSERTとは0.5秒差。目標はこの差を埋めて上回ること。最高気温33度、湿度39%、路面温度は57度以上が予想されている暑いレースの行方に注目してほしい。決勝レースは、7月17日(土)9:00スタート〜21:00チェッカー(日本時間17:00スタート〜翌05:00チェッカー)。

【F.C.C. TSR Honda France 藤井正和総監督のコメント】
『結局、予選でのアタックは行わなかった。決勝レース、そしてSERTに少しでも追いつき、追い越すことが現時点での最重要課題だからだ。そのためにはポイント獲得可能な場面では常にそれを上回る、あるいは大きく離されないことが大切になる。それを踏まえると予選でのアタックをしない選択となった。13日のテストから昨年のような状態にならず非常に苦労したが、予選が終わってやっと手応えを感じるようになってきたところだ。この後のフリー走行でもさらに決勝に向けたセットを進め、スタート後8時間、そしてフィニッシュの12時間後、ともにSERTを上回るべく勝負を挑む。最後に日本のライダーの皆さん、裕紀を見てほしい。今日の予選では彼がチームを鼓舞し引っ張った。マイクのタイムがそれを証明している。日本人ライダー「裕紀、ここにあり」と示せたことはとても影響が大きいと体感している』

 

12 Hours of Estoril - Overall Qualifying Classification - Overall Qualifying Classification

 

J Sportsではオンデマンドで視聴できます。
【オンデマンド限定・ライブ配信】※下記の時間はいずれも日本時間です。
J-Sports 【鈴鹿8耐への道】
EWC2021シリーズ第2戦エストリル12時間レース
配信期間:7月17日(土)〜18日(日)
Part 1 午後4時45分〜午後8時
https://jod.jsports.co.jp/p/motor/motor_others/90495-1-L

Part 2 午後7時55分〜深夜2時05時
https://jod.jsports.co.jp/p/motor/motor_others/90495-2-L

Part 3 深夜2時時〜午前6時
https://jod.jsports.co.jp/p/motor/motor_others/90495-2-L

【バックステージダイジェスト】
J-Sports 【鈴鹿8耐への道】
https://jod.jsports.co.jp/p/motor/motor_others/90495-L

 

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