モスト6時間耐久レース 決勝レース
【レポート】
2021.10.10 レース
決勝日の早朝、吐く息が白くなるほどの寒さとなったAUTODROM MOST。そのせいでウォームアップ走行も9時30分スタート10時終了、そしてスタートライダー申告は10時までに行い、スタート進行はそのまま10時30分サイティングラップ、11時スタートという突貫スケジュールで始まった。
スタートライダーを務めたマイクは、好ダッシュを見せると、そのままの勢いでトップを奪ってレースをリードしていく。レース序盤はトップ4のバトルが続く。そこから#37BMWが抜け出すと同時に、スタートで大きく出遅れた#7YART YAMAHAがトップ争いに加わり、レースが展開されていく。
ジョシュに代わった後は、自身のレースベストを更新する1分35秒前半を連発するペースで追い上げ、2番手をキープ。裕紀へとバトンを渡した。しかし、アウトラップで裕紀がまさかのリアスリップで転倒。すぐ自走して戻ってくるが、ガレージ内で修復が行われた。17分ほどのロスタイムでコースに戻った裕紀は、23位まで順位を落としながらも自らのスティントを走り切り、今度はマイクに交代。
マイクは、トップ差12周、前車との差も2周という22位で2スティント目のジョシュに代わる。この時点でレースは半分を超え4時間経過が目前となっていた。ジョシュが走り出して139周目20位となった時点で、ブローマシンのオイルによりセーフティカー(SC)が介入、20分ほどでクリアするものの、再開直後に再び盛大にブローしながら周回するマシンが出現し、再度SCが介入。
その直後の142周、ジョシュが自らエンジンに不調を感じ緊急ピットイン、ガレージにマシンを格納してすぐエンジンを確認。ヘッドが開けられる大手術となるが、レース継続は不可能な状態で、そのままリタイアすることにした。この結果、ランキングは5位で2021年シーズンを終えることになった。
【レース結果】
6 Hours of Most - Race - Final results after 6 hours - Provisional ranking
【フルリザルト】
ITS RESULTS
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