ル・マン2020
最終予選が終了、決勝は4番手から臨む!

2020.08.29レース

マイクの走り史上初無観客のル・マン24時間、最終予選日8月28日の午前中に2時間のフリー走行があり、午後から最終予選セッションとなる。そのフリー走行ではマイクがセッションの最終盤に、それまでずっとトップタイムだった1分36秒893を上回る36秒801をマークしてトップを奪う。残り時間も10分程度となった段階で交代したジョシュが36秒925のベストタイムを出した直後のターン4で転倒。そのままチームのセッションは終了となった。

最初の予選は転倒で痛めた右足を引きずって歩くジョシュ。コースイン翌周にはすぐ38秒台に入れ、続いて38秒0、37秒628のベストを刻み4番手でピット戻って終了。最終的には7番手でセッションを終えた。フレディはユーズドタイヤを装着してコースイン。8周回して37秒984をマーク、6番手で終了した。

最後のマイクもコースイン翌周に38秒0,37秒364,37秒053と刻み3番手。3人のアベレージは1分37秒452となり、4番手グリッドを確保した。

ウイークを通じて夕立のような激しい雨に見舞われたル・マン。週末にかけて悪くなる予報の通り、予選終了後には激しい雷雨と強風が吹き荒れる、非常に不安定な天候。気温も12℃前後まで下がる過酷なものとなった。週末は時間によって一桁台の気温も予想されている。まさに24時間レースの真骨頂だ。

●藤井正和チーム総監督のコメント
『やっとレースが始まった、という感じだ。とはいえ、久々のレースなので、レース勘も無くなっているし、凡ミスも出たけど、予選が終了して何とかまとめ上げられ、決勝に向け優勝を目指して戦える準備はできたと思っています。
もちろん、転倒もしたし、ジョシュは怪我をしたので、予定していたスタートライダーを変更せざるを得なくなったりしました。もちろんこの後まだ決めるべきことは山ほどありますが、それよりもレースができる喜び、皆がこうして集まって一緒になってパンデミックと戦える、そんな中でもできるという喜びの方が大きいですね。明日に向けて詰めるところはしっかりと詰め、良いスタートを切り、しぶとく走り、最後には皆さんと日の丸を掲げて優勝を祝いたい、とこんな風に考えています。だからあと少ししっかりやります。ありがとうございました』

24 Heures Motos – Overall Qualifying Classification – Overall Qualifying Classification Amended
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