【レースレポート】ボルドール24時間レース 予選

2024.09.14レース

F.C.C. TSR Honda France、 2024年FIM EWC選手権 最終戦ボルドールを5番グリッドよりスタート。

・Class / FORMULA EWC ・Machine / HONDA CBR1000RR-R
・Circuit Paul Ricard (5.771 km) / France
■Result / Overall Qualifying Classification / 5th
・Blue Rider / Josh Hook / 1:53.426 ・Yellow Rider / Mike Di Meglio / 1:54.195
・Red Rider / Alan Techer / 1:53.693 ・Green Rider / MANFREDI Kevin / 1:55.186
・Average of 2 Best Laps / 1:53.560

 

伝説的なポール・リカール・サーキットに45チームが集結し、9月14日と15日に開催される第87回ボルドールで2024年の世界耐久レースシーズンを締め括る。
多彩なコーナーが組み合わされ、特に1.8kmの長いミストラル・ストレートが有名なこのコースでは、マシンが時速300kmを超えるスピードに20秒近くも達するため、マシンの信頼性とライダーのコンディションが試される。

この最終戦では、ジョシュ・フック、マイク・ディ・メリオ、アラン・テシェのいつものトリオに加え、イタリア人のケビン・マンフレディがリザーブライダーとして参加する。
フリープラクティスに参加したF.C.C. TSR Honda Franceチームは、9月12日(木)午後5時20分、晴天ながら強風と気温の低いコンディションの中、予選1回目に臨んだ。3人のパーマネントライダーは、平均1.54.350と安定したタイムをマーク。ケビン・マンフレディは1.57.731を記録し、レース準備に貢献した。
翌日、午前11時から行われた第2セッションでは、同じような路面コンディションのなか、4人のライダー全員が大きくタイムを伸ばした。ジョシュ・フックはベストタイムを1.53.426とコンマ7秒更新し、セッション5番手につけた。イク・ディ・メリオは1.54.195とコンマ3秒向上し、赤旗中断のセッションを6位で終えた。アラン・テシェは1.53.693のファステストラップを記録し、1秒以上前進して4番手につけた。ケビン・マンフレディも1.55.186で2位となり、2.5秒のタイムアップを果たした。2つのベストタイムを平均すると、日仏チームは1.53.560のタイムで5番グリッドを獲得し、チャンピオンシップで1ボーナスポイントを獲得した。

明日9月14日(土)午後3時(現地時間)に開幕する2024年ボルドールは、フランス国内のEurosport、La Chaîne L’Équipe、各デジタルプラットフォーム、および世界中のメディアで生中継される。

 

■Josh Hook – rider
「風の強いコンディションで、予選はあまり楽しいものではなかったが、今週の初めに問題を解決した
ことで、決勝に向けて何周も周回を重ねることができた。2回目のセッションはお互いにタイムを更新し
ながら、とてもいい走りができた。マシンの調子もいいし、ペースもいい。」

■Mike di Meglio – rider
「昨日はエレクトロニクスに問題があったが、HRCがいくつかの解決策を提示してくれた。コンディ
ションは本当に難しい。今日は風をより強く感じたが、それでもタイムを上げることができた。表彰台を
狙えるだけのペースはある。最も重要なのは、レース中にミスをしないこと、そして集中力を保つことだ。」

■Alan Techer – rider
「レースペースはいい。チーム全員が解決策を見出してくれたおかげで、マシンはとてもうまく機能して
いる。予選ではフルタンクとレース用タイヤでレースに備えた。風がとても強く、突風でマシンがレー
シングラインから外れてしまうというトリッキーなコンディションだった。でもハンドルのフィーリングは
いいし、明日は風も弱くなるはずだから、いいレースができるはずだ。」

 

PDF版はこちら → https://tsrjp.com/press/release/TSR_Press_Release-Jpn-20240913.pdf

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