FIM EWC 2019/20開幕戦第83回ボルドール24時間〜公式予選終了!3番手グリッドから決勝スタート
2019.09.20 レース
朝から晴れ渡ったLe castellet。初日は途中から雨となり、最終アタッカー、レッドライダーのセッションはフルウエットとなったことで、この最終予選ではレッダライダー、つまりマイクのセッションが鍵を握ると思われた。まず最初にジョシュが最終予選セッションに臨んだ。ジョシュは早々に1分53秒9と53秒台に入れ、最終的には53秒609までタイムを削って2番手でセッションを終了した。ライバルの#7が53秒408でトップ。
続くフレディは、初日のセッションで自己ベスト、チームベストを大幅に更新する1分53秒843をマークしており、更なるタイムアップを狙ってセッションに臨むが、54秒台に終わった。この時点で暫定で2番手となっていた。最終のレッドライダーは昨日のタイムがすべてリセットされるコンディションであり、その結果によってグリッドが決まることになるため、俄然緊張感は増した。
しかし、予定通り臨んだマイクは残念ながらセッションでタイムを伸ばすことができず、当初の55秒9から最終的に55秒395までタイムアップしたものの、ここでチェッカー。3人平均タイムでは、100分の1秒差で2番手に逆転を許し、3位で最終予選を通過。予選のエクストラポイントは「3」と目論見通りの結果で決勝レースに臨むことになった。
決勝レースは9月21日(土)15:00(現地時間)スタート。22日(日)同時刻にフィニッシュする。決勝前のフリー走行で、各ライダーとも最後の調整に臨み、万全の態勢で決勝レースを迎えたい。
【コメント】藤井正和総監督
「ここまで2回のテストを順調に経て、公式日程に臨んだ。今日のマイクの結果は残念だが、マシンセットと各ライダーとのマッチングに問題はない。さらに、チームの目標としている全セッションでポイントを積み重ねることは叶い、後は決勝までにできることをやるだけだ。昨シーズンはこのボルドールこそ2番手で予選ポイントを獲得できたが、その他3レースでそれを逃している。まず今シーズンはこれを挽回し、さらには24時間レースの8時間、16時間経過のポイントと決勝で結果を残してポイントを獲得するため、レースに向けて死力を尽くすつもりだ」
Bol d’Or 2019 – Qualifying results
【フルリザルト】
https://www.its-results.com/ewc/2019-20/0dee9207-bbfb-4fd5-8db6-8f233794f5c7
【ライブタイミング】
https://www.fimewc.com/live-timing/