左のレバーガードについて考える

以前「左にレバーガードってダメですか?」という問合せがありました。
なんてことない質問に聞こえるかもしれないが、実は非常に奥が深い。

レバーガードの目的

レバーガードは、サーキットで隣のライダーとの接触でブレーキレバーが押されないようにするのが目的。
数年前から、左にもレバーガードを装着するマシンが出てきた(上の写真)

でも、ガードするのはクラッチレバーではなくリヤブレーキ。
それも、従来の引くタイプにハンドブレーキです。
つまり、レバーガードはあくまでもブレーキレバーを守るのが目的ってことです。

motorockman

プッシュ式のサムブレーキの場合は向きと配置的に他車との接触はないためガードは不要です

公道での左ガードは?

リヤブレーキをつけてないなら、左にガードはいらない。
質問者さんもそんなことは百も承知でしょう。

でも「必要ないからつけるな」ってことなら、そもそも公道では右だっていらない。
公道で『隣のライダーと接触』なんてシチュエーションないです。
台湾やベトナムの通勤ラッシュならまだしも、日本ではありえない。

なかには「車のミラーとの接触から守る」と言う人もいるが、それってどんな走りしてんだってことになる。
パーツメーカーもそんなうたい文句で販売できるわけがない。

結論:好きにするべし

ちなみにボクはと言うと、実は右につけてる。
チタンボルトを売ってる手前、バイクは1gでも軽くしたいと考える。
だから左にはつけない。

でも、それだったら右だって必要ないわけで。
それなのにつけてるのは『右だけレバーガード』をカッコイイと思ってるから。
でも、質問者は「片側だけはアンバランス、左右揃ってるほうがカッコイイ」と思ってるのでしょう。

意味のないという点で右も左もいっしょ。
ボクに左ガードをとやかく言う権利はないです。
なので、自分がイイと思うほうが正解なのではないでしょうか。

\ TSR製レバーガードも超カッコイイ!/

この記事を書いた人

パーツメーカーやレースチームの黒子として多くの開発実績を持つ実力派エンジニア。また「バイクをカッコよくする」をテーマに、プロの技術と知識をブログやSNSで惜しみなく発信中。