
問題です。
形が違う3種類のM6×25(A:フランジ六角ボルト、B:キャップボルト、C:六角ボルト)があります。
この中で、締め付けトルクが一番大きい(数値が高い)のは次の内どれでしょう?
① A:座面が1番大きいから
② B:ヘックスソケット(六角棒)を使うから
③ ABC共通:全部同じM6だから
答え合わせ
正解は…Aのフランジ六角ボルトです。
それぞれの規定トルクは以下の通り👇
| M6・フランジ六角ボルト | 11.8 Nm |
| M6・キャップボルト | 9.8 Nm |
| M6・六角ボルト | 9.8 Nm |
※メーカーによって数値が異なる場合もあります
なぜ、同じサイズなのにトルクが違うのか?
同じ太さで同じ長さのボルトの場合、ねじを固定する軸力(締結力)は本来同じなんです。
なのに締め付けトルクが違うのは、トルクレンチが軸力を測れないから。
締め付ける際の摩擦(抵抗)をいっしょに計測してしまうんです。
motorockman軸力を正確に測りたいなら「軸力計」を使わないといけない。ただし、かなり高額。それに工具ではありません。時間もかかるためバイク整備には非現実的です。
ちょっと極端に説明します。
A・B・C ともに首下は同じサイズなので、同じねじ込み量で必要な軸力に達するわけです。
仮にそれが10回転だったとします。
BとCは 9.8Nmトルクで10回転になります。
でもAは、9.8Nmのとき9回転しか回ってないんです。11.8Nmのとき10回転になるわけです。
オススメのトルクレンチ
軸力が測れないとはいえ、締め付けトルクの計測にトルクレンチは必須。
もし、まだ持ってないなら東日製作所のMTQL70Nがオススメ。
M6、M8、M10に対応してることから、メーカーもバイク用してます。
1つ目のトルクレンチならこれでしょう。



2017年の東京モーターショーで東日製作所がトルクレンチ型の軸力計JIXYを発表してました。何年か先、工具箱のなかはトルクレンチから軸力計に変わるかもしれないですね









