UVカットのシールドなのに眩しいのはなぜ?

某ヘルメット屋さんに聞いたのですが、
今のシールドって、UV(紫外線)カットが当たり前のようですね (※)

「じゃあ、クリアシールドでも眩しくないの?」というと、そうじゃない。
UVカットは眩しさを防ぐものではないから。

ヘルメット屋

UVカットは義務ではないので、施してないメーカーもあります

眩しさを防ぐには、やっぱり色付き

なんでこんな話をしたかと言うと、
実は少し前に、メガネ屋さんに勧められて調光レンズにしたんです。
紫外線に反応して黒くサングラス化するものです。

これで眩しい西日の運転も安心! と思いきや、変化しない。
昼間は黒くなるのに西日には反応しない、なんで??

そんなとき、たまたま知り合いのヘルメット屋さんに合うことがあって理由を教えてもらいました。

ヘルメット屋

紫外線は10時から1時が強い。
朝や夕方は紫外線が少ないかわりに、眩しさの原因である可視光線が強い。
どんなに眩しくても紫外線が弱ければ調光レンズは反応しません。
なおかつ車のガラスにはUVカットが施されてるから、調光レンズはますます変化しなくなります。

色付きなら何でもいいってわけじゃない!

太陽光は全部で3種類。
それぞれに用途が異なります。

太陽光の種類

可視光線:色(目に見える光)
赤外線:熱(暖かさを感じる光)
紫外線:化学作用(物体に影響を与える光)

眩しさの原因は可視光線だけど、目に最も有害なのは紫外線
これを忘れちゃいけない。

「眩しいから」といって、UVカットされてないサングラスやスモークシールドを使うのは危険!
暗さで瞳孔が開き、むしろ裸眼のときより大量の紫外線を吸い込んでしまうから。

この記事を書いた人

パーツメーカーやレースチームの黒子として多くの開発実績を持つ実力派エンジニア。また「バイクをカッコよくする」をテーマに、プロの技術と知識をブログやSNSで惜しみなく発信中。